養成課程の説明会

 よっしいです。

 平成も間もなく終わり、新しく令和の時代を迎えることになりました。昭和に生まれた私は、3つの元号をまたぐわけで、それだけ歳を重ねているのだなと感じます。

 

 さて、会社の社長から「会社のことはなんとかなる。」という言葉を信じ、半年コースの説明会に参加しました。昨年の秋時点では、「中小企業大学校」と「日本生産性本部」の2つしか半年コースはありませんでした。(中小企業大学校は、募集も早いですし、応募者数も多いです。したがって、倍率もそこそこ高いです。)昨日も書きましたが、「中小企業大学校」は秋スタートの募集は既に終了してましたので、「日本生産性本部」の説明会に参加致しました。

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 この「日本生産性本部」は公益財団法人で、1955年にできた由緒ある団体です。元々は経済産業省の所管でしたが、今は内閣府の外郭団体のようです。

 説明会の先生は、非常に優しそうな方でした。参加者は私含めて10名ほど。地方の商工会議所の方や会社経営者の方もいらっしゃいました。ちなみにその説明会での男女比率は100:0で男性。まぁ、診断士自体が男性に偏りすぎているので仕方ないのですが。

 説明会では、ここの長所をたくさん話されました。養成課程の説明会に出たのはここが初めてだったので、他との違いがよくわかりませんでした。まだ、この時点では2次試験を受ける気持ちもありましたので、春スタートの可能性も考えて参加したのです。

 説明会は、平日の夜だったので、翌日社長に報告。すると、「会社はどうにかなるからそこに行きなさい。」とまた例のキラーワードで揺さぶり、業務命令的な話になってきました。確かに、秋スタートの半年コースに行けば、2次試験の結果は関係なく、ほぼ同じタイミングで診断士には上手く行けばなれるんですよね。会社が私に投資もしてくれるとのことだったので、結局は「日本生産性本部」にお世話になることにしました。と言っても、審査があるんです。倍率は公表はされていませんが、書類審査に面接など色々ありました。合格通知ももらい、晴れて「日本生産性本部」に通うことになったわけです。

 では、実際に養成課程はどんなものなのか・・・。

続きはまた明日。

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養成課程と2次試験

 よっしいです。

 昨日は、中小企業診断士1次試験を通過していた場合、「養成課程」に進むか、「2次試験」に進むかのお話を致しました。8月のまだ通過が確定しない段階で迷っておりました。8月に各養成課程の募集要項を見てどうするかを考えたわけです。

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 夏休みもあったので、色々なパターンを考えてみました。

①:2次試験を受験して、奇跡的に1発合格した場合

 本当はこれがお金もかからないので良いが、私は独学ではまず無理なので、そうするとどこかの学校にお世話になるだろう→診断士登録は翌年3月~4月

②:2次試験を受験したが、不合格の場合

 これが一番可能性が高いと思いました。2次試験の勉強は一切してなかったので・・・。翌年2次試験のみを受験するか、春スタートの養成課程に行くかの選択になります。→診断士登録はいつになるかわからず

③:秋スタートの半年コースの養成課程に進む

 短期集中型で良いが、会社に穴をあける可能性が大きい→診断士登録は4月~5月

 

 昨日も書きましたが、会社のことを考えると春スタートである1年コースの大学院が希望でした。これだと診断士登録は翌年の4月くらいにはできると考えました。まずは10月に2次試験を1回受けて、ダメなら大学院に行くという希望を会社に出しました。ここで再び会議が開かれました。

よっしい:「2次を一度受けてダメなら1年コースの大学院に行こうかと・・・」

社長:「そうすると診断士になるのは1年半も先か?」

よっしい:「2次に受かれば半年先です。」

社長:「確実に合格できる保証はないし、予備校も行くのであれば30万円くらいは飛ぶだろう。30万出すのに不確実性が高すぎる。」

よっしい:「かと言って、養成課程に行く場合、4月スタートでないと会社に穴をあけることになります。」

社長:「会社のことはどうにかなるだろう。半年コースの養成課程に行ったらどうか。もう一度考えなさい。」

 

 社長からまさかの言葉(2度目)。後から考えると、このときの「会社のことはどうにかなる」という言葉を鵜呑みにしてしまったのが後悔してます。(実際どうにもならない部分も多々ありました。)

 まぁ、有難い言葉をもらったのですが、関東地方の養成課程で半年コースは2つあり、片方は秋スタートの募集が終わっていたんですね。私は知らなかったのですが、社長はもう一つの機関を知っていて、昔から有名なところなのだそうです。早速、その機関の話を聞きに行きました。

 続きはまた明日・・・。

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登録養成課程の検討

 よっしいです。

 昨日は、昨年(平成30年度)の中小企業診断士1次試験を通過した内容をお送りしました。

 昨年(平成30年度)の中小企業診断士1次試験を自己採点してからは毎日が不安でした。なぜならば、経営法務が44点(素点)だったため、マークミスがあった場合はOUTになる可能性があったからです。しかし、今後どうするかを考えないといけないので、会社や家庭で数回会議が開かれました。

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よっしい:「もしかすると1次は通過できたかもしれないので、そうすると2次に進みます。」

社長:「1次だけでもこれだけ時間かかったからね。2次はやっても厳しいんじゃないの。これ以上、時間かけられないでしょ。養成課程ってものも考えたら?」

とのコメントをもらいました。私としてはまさか社長の口から「養成課程」という言葉がでてくるとは思わず、驚いたわけですが、今まで1次試験の通過にまっしぐらで、2次試験に関して全く考えて来なかった私にとって「2次試験<養成課程」になったのは間違いありませんでした。

 「養成課程」というものをまず調べるところから始まりました。幸いにして、夏休みもあったので、金額、期間、内容、口コミなどを調べました。この時代、ネットも充実しているので非常に便利です。情報はすぐに集まりました。各養成課程については他のサイトでも紹介されてますので割愛しますが、地域は限定されますが、多くの養成課程が存在します。金額は高いですが、給付金を使えるところもあります。期間は半年、1年、2年のコースがあります。内容は良くわからなかったのですが、口コミは非常に参考になりました。大学院でもMBAが取得できるとか魅力的な部分もあります。私の中では、「養成課程OK」の話が出てから大学院に行くことを考えていました。なぜなら、会社員である私は、平日ならば夜間しか時間が無く、それなら1年間の大学院が好ましいと思ったのです。大学の構内を歩く自分を想像しながら、秋開講の大学院1年コースを探しました。今考えると当然なんですが、大学は年度年度で動くため、秋開講の1年コースはなかったのです。正直、困りました。2次試験を受けてみることも考えました。それが一番良い方法かと・・・。

続きはまた明日です。

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ご参考になれば・・・

 よっしいです。

 4月26日(金)より今年度2019年度の中小企業診断士1次試験が始まると思います。そろそろそんな時期なんですね。

 昨日までは、私の試験失敗例を出させて頂きました。昨年(平成30年度)の試験を受けるにあたって試験勉強に対する考え方を書きます。ご参考になれば幸いです。

 

 平成29年度の試験に失敗し、勉強を再開(平成29年10月)自分自身に何が足りなくて現状になっているのかを考えました。よく「ありたい姿」と「現状」の差これが「経営課題」と言いますが、まさしく私自身の課題がわかっていないのでした。この時点でのありたい姿は「一次試験通過」。現状は「基礎力の定着」でした。「3年もやっているのに何だ!」というご意見もありそうですが、これは「上級コース」に行ったからわかったことでした。では、基礎力定着のためには何が必要か?それはインプットとアウトプットを同時並行で行うことでした。

 T〇C受講生にはテキスト、問題集(スピード問題集とは別)、過去問がついてきます。私はこの「問題集」を徹底的に解きました。平日のストレート生は火曜と金曜に授業がありますが、火曜の授業内容の部分を1回目は水曜日、2回目は木曜日、金曜の授業内容の部分を1回目土曜日、2回目は日曜日、月曜日は前の週の問題で間違えた部分をやり直しました。

 そして、答練というものがありますが、養成答練は7科目で正答率80%、完成答練は7科目で70%の正答率を必達目標にしました。お気づきの方もいるかもしれませんが、本当は4科目で良かったんです。しかし、前の年に地雷科目にはまっており、また近年7科目受験の方が通過しているという印象(あくまで個人見解ですが)があったので、7科目をあえて受験しました。答練はすべて目標をクリアしました。何か成功体験が欲しかったんですね。まぁ、これをクリアしたからと言って「一次通過」が保証されたわけではありませんが、かなりのモチベーション維持にはなりました。

 

 過去問はGW明けからスタート。それぞれの年は3回ずつしか解きませんでした。時間があるように感じますが、これでも時間的には非常にタイトでした。私は勉強時間は測りませんでした。これは、時間だけやっても落ちるときはおちるし、それならば、一日にやるところを決めて、終われば終了というやり方にこだわりました。量より質を求めたわけです。

 

 結果から申し上げると、経済学84、財務会計60、経営58、運営管理60、経営法務44(加点前)、情報64、中小72でした。結果からみるとやり方が自分にあっていたのかなとは思います。周囲の受講生より話を聞く限りではやりこんでいました。

 

 今日の内容はあくまで私自身のやり方です。いろいろなネット情報に「おすすめ勉強法」とありますが、合っているかどうかは人それぞれだと私は思います。私も色々なネット情報を見ましたが、合っていないものがほとんどでした。持っている能力やその人の背景によって大きく変わるんですね。でも本日の内容が少しでもご参考になれば、書いて良かったと思えます。

 1次試験の後の話はまた明日・・・。

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気持ちを新たに・・・

 よっしいです。

 平成29年度の中小企業診断士1次試験へ5科目で挑み、見事地雷科目にはまって敗北してしまった私。

 いやぁ、試験終わって翌日の丸つけは正直なところ「怖い」気持ちでした。もし通過していたら2次試験のことも考えると早くやった方が良いだろうし、かと言って通過できなかった場合のモチベーションを考えると先送りしたいのが本音でした。

 通過できなかった2ヵ年は丸つけしたその時間から憂鬱な時間がスタート。子供たちの夏休みがうっとうしくなる気分でした。会社からも家族からも「また落ちたの?」と言われる始末・・・。

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 まぁ、平成29年度はなるべくしてなった結果なので、受け入れるしかなかったのですが、国家試験の難しさと自分自身のアホ加減にがっかりしました。しかし、ここで負けていては翌年も同じ結果が見えているので、お尻に火をつけて8月のお盆休み明けから勉強を始めました。8月と9月はテキストを通読して勘を鈍らせないようにしたんですね。

 10月に入り、今回もT〇Cのお世話になることにしました。「一からやり直そう」と決意していたので、初学者向けのコースでお勉強。独学は絶対に勉強をしない自信があったので、追い込むために入学。多少の割引はありましたが、価格はお高め。さらには、「一次受からないと二次には行けないから」と一次のみのコース。あまりいないですね一次だけのコースで申し込む人は・・・。毎週火曜と金曜に通いました。会社が終わってすぐに電車に乗り込み、15分位で校舎に到着。やる気は十分、でも身長が高いから後ろの方の座席へ。黒板も全体が見渡せるので、後ろの方が私には合ってました。今考えると後ろに座ったことで、気持ちに余裕も出たのかもしれませんね。

 続きはまた明日・・・。

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初めての中小企業診断士1次試験

 よっしいです。

 初めての中小企業診断士1次試験は平成28年度。いやぁ、普段ほとんど緊張しないのですが、このときはすごく緊張しました。なぜなら、試験らしい試験を10数年ぶりに受けたからでしょうね。今でも覚えています。ちなみに会場は、水道橋にある某N大学でした。

 結果から言うと・・・、「運営管理」「中小企業経営・政策」の2科目のみ合格。他の科目は足切りはないものの、散々たる成績でした。この2科目も60点ギリギリだったので、他の科目を当然ながらカバーすることもできず、1年目敗退。今思えば、この後もしっかり勉強をすれば良かったものの、ほとんど勉強しない中で2科目を通ってしまったので、「これなら来年は余裕でしょ」と余裕をぶちかましてしまったのです。

 翌年はT〇Cに通いました。(余裕をかましながら)授業も出たり出なかったり。翌年(平成29年度)は5科目での1次試験。見事なまでに地雷科目にはまり、経済学だけ科目合格。ここで、お尻にやけどするくらいに火がつきました。

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 ちなみにT〇Cは、経験者向けの「上級コース」というもの。最初に相談したんですよね。電話で。

担当者:「経験者なら上級コースが良いかと思います。」

よっしい:「経験者と言っても、ほとんど何もやってないんですよ」

担当者:「ストレートコースは初学者対象なんで」

よっしい:「わかりました。考えます。」

というやりとりがあり、結局「上級コース」に入学。別にその担当者が悪いわけではないと思うのですが、基本が全くできていなかった私にとって、上級コースは正直意味がなく、非常に後悔したのと覚えています。

 まぁ、マニュアル通りなのでしょうが、もう少し親身になって相談に乗ってもらいたかったですね。

 続きはまた明日。

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中小企業診断士資格の勉強を初めて

 よっしいです。

昨日、簡単な自己紹介をしました。その中で、「持っている資格は”簿記2級”」と書きました。 

この資格、取ったのは今から12年位前で、それから使うこともせず、完全に錆びついてしまい、「仕訳ってどうやったっけ?」というレベルまできました。今考えるとなんかもったいない気もします。今の簿記2級は連結の財務諸表もあるみたいで、以前より難しくなっていますね。使わなくても特に会社の業務に支障をきたすことはなかったので、そのままになっていました。

 40歳になるにあたり、「このまま特に自分を磨くことなく、いいのかな?」と考え始め、試しに中小企業診断士の試験を受けてみようかと考えました。しかし、その当時で簿記の資格を取ってから10年が経っており、「いきなり中小企業診断士の資格は難しいな」ということで、最初に手をつけたのが「販売士2級」でした。まずは試験慣れをしようと考えていたんですね。某通信講座に申し込み、勉強していたところ、会社の方から「どうせやるなら中小企業診断士の方がいいんじゃない?」とある意味”業務命令”的なニュアンスで話が転がってきました。まぁ、初めは診断士も考えていたからいいかなと思って実際始めて見ると”7科目”が重いのなんのと大変な状態に・・・。この時点で3月中旬。独学で始めましたが、中小企業に所属する私にとって、ほぼマイナスからのスタートは拷問以外の何物でもなく、あれよあれよという間に8月の1次試験を迎えたのでした。今から考えると、試験勉強を始めるタイミングも間違っていましたね。

今日はこの辺にしておきます。

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